社食サービスというと、いまでは日本ではごく当たり前の福利厚生だと考える方が多いことでしょう。1979年に施行をされた労働基準法では、事業者は労働者に対して手厚い健康管理を実施しなくてはいけないと義務付けられています。その健康の基本となるのが食事であり、1日8時間以上も労働に従事をすることで軽食を提供することが義務となりました。当初はパンやおにぎり程度でしたが、今では定食スタイルが定番で美味しい食事を低価格で食べることが可能です。
この社食サービスというのは、もともとはアメリカ合衆国で誕生したものです。ここでは簡単に、発祥地であるアメリカの社食メニューをご紹介します。ますニューヨークの証券会社だと、パンケーキやクロワッサンなどが定番です。証券マンの場合、ランチタイム時もずっと株価の確認をして行動をしなくてはけません。
片手で食べられるものが好まれるということです。ロサンゼルスの建設会社の場合だと、ステーキやヌードル・またはハンバーガープレートが多い傾向でした。高カロリーですぐに食べられるものとなっており、働くスタイルによって内容も様変わりをしています。また医療機関で働いている方々には、デリバリーサービスで社食を用意されているのもポイントです。
医療従事者は白衣などを着ているため、外部の施設に出歩くと衛生面でNGとなります。そのため、宅配でサービスを受けて衛生面を保っている方が多くいるようです。